募集終了【イノベーションアクセル全国大会(鳥取)2020年5月】テーマ:『人口最小県から考えるポスト資本主義』

​開催日時 ​​​​​​​2020年5月16日(土) 13:30〜17:00
​主催者 株式会社イノベーション・アクセル​
​​​​​​会場

zoomミーティング

​​​お問い合わせ先​

info@innovation-accel.jp​


​▼セミナー詳細

13:30-14:30

特別講演 

『田舎のパン屋が見つけた「腐る」経済』(仮)

タルマーリー オーナーシェフ 渡邉 格


【講演概要】

私たちがパン屋「タルマーリー」を立ち上げた2008年にはリーマン・ショックがあった。

その後も、東日本大震災と福島第一原発の爆発、西日本豪雨など、数々の災害や社会変化に対応しながら、事業の在り方を模索してきた。

つまり、どんな世界になっても、パンを作り供給し続けることができる体制を追求してきた。

具体的には、できるだけ農産物を一から自分たちで加工できる体制をとるために、機械化を進めてきた。究極的には「無から有を生む」体制、すなわち、土さえあれば小麦を栽培し、それでパンを製造できるシステムである。

そして私たちは現在までに、そのシステムをほぼ構築することができた。

そして今、新型コロナウィルスの感染拡大によって社会が大きく動揺する中で、私たちが構築してきたシステムは結果的に「生き残るための技術」だと気づいた。

これまでの世の中で食品製造業が目指してきたことは、「世界から安い原材料を調達し、安価な商品を安定的に供給する」ことだった。

けれどこれからの不安定な時代には、私たちの構築してきたような、「限られた地域の農産物を使って高品質な商品を作る技術」が、きっと役に立つだろう。

コロナ以降の社会は大きく変わるだろう。

ウィルスにとって、人口の都市集中化は絶好の拡散条件である。

ウィルスと私たちが生存していくためには、人々が地方に分散させざるを得ない状況になるかもしれない。私は職人として、そして商売人として、これからの予測できない世界の変化の中で、生き残れるかどうかが試されている。


14:45-16:00

基調講演

『共感資本社会を生きる』(仮)

新井 和宏(あらい・かずひろ)氏

株式会社eumo 代表取締役、ソーシャルベンチャー活動支援者会議(SVC)会長


【講演概要】

コロナ禍で人間は試されています。恐怖に支配され人と人とを分断する方向にいくのか、それとも共感を軸に生きる新たな方法を見出していくのか。資本主義は、富を求めて不自然に人が都市に集中し、効率や合理性を追求した結果、得られたのは、富の集中による大きな格差だった。経済のメジャーが「お金」のみだから、競争が生まれ、勝ち負けの世界になる。共に創る社会、共創社会にするためには、経済のメジャーに多様性が必要だ。共感資本社会は多様なメジャーを創り、自分を生きる人たちで満ちる社会。腐ることで権力化しないお金など、テクノロジーによって進化していく、共感を軸に生きる新たな社会像を紹介します。


16:00-17:00

対談・ディスカッション


【講師写真1】​​

渡邉 格氏 タルマーリー オーナーシェフ

(ファシリテーター 安川 幸男 合同会社イキナセカイ代表、神戸大学客員教授)


1971年東京都東大和市出身。23歳で学者の父とハンガリーに滞在。食と農に興味を持ち、25歳で千葉大学園芸学部に入学。「有機農業と地域通貨」をテーマに卒論を書く。新卒で農産物流通会社に就職するも、 31歳でパン職人の道へ。渡邉格ならではのパンづくりを追求し、麹菌採取の道で目覚める。また、10代でパンクバンドに費やしたエネルギーが、起業後はDIY精神に発展。大工仕事を覚え、可能な限り自力で店の改装を行う。著書に『田舎のパン屋が見つけた「腐る」経済』(講談社)。同書が韓国でベストセラーに。台湾、中国、フランスでも翻訳され、国内外で講演活動も行っている。

【講師写真2】​​​

​新井 和宏氏

(株式会社eumo 代表取締役、ソーシャルベンチャー活動支援者会議(SVC)会長)


1968年生まれ。東京理科大学卒。1992年住友信託銀行(現・三井住友信託銀行)入社、2000年バークレイズ・グローバル・インベスターズ(現・ブラックロック・ジャパン)入社。公的年金などを中心に、多岐にわたる運用業務に従事。2007~2008年、大病とリーマン・ショックをきっかけに、それまで信奉してきた金融工学、数式に則った投資、金融市場のあり方に疑問を持つようになる。2008年11月、鎌倉投信株式会社を元同僚と創業。2010年3月より運用を開始した投資信託「結い2101」の運用責任者として活躍した。鎌倉投信退職後の2018年9月、株式会社eumo(ユーモ)を設立。

かんしんビジネスクラブ アドバイザー、Sustainable Co-Innovation Forum(SCIフォーラム) 理事、VENTURE FOR JAPAN オフィシャルサポーター

特定非営利活動法人 いい会社をふやしましょう 理事(2012年〜2018年)、横浜国立大学 経営学部 非常勤講師(2012年度~2015年度)、経済産業省 おもてなし経営企業選 選考委員(2012年度、2013年度)

2015年5月11日放送 NHK 「プロフェッショナル~仕事の流儀」出演

著書『投資は「きれいごと」で成功する』(ダイヤモンド社)、『持続可能な資本主義』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『幸せな人は「お金」と「働く」を知っている』(イーストプレス)、『共感資本社会を生きる』(共著・ダイヤモンド社)


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